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隠れナチュリスト
ナチュリストに憧れるものの、日本国内で実践するほどの度胸もなく、たま~に、海外で愉しんでいます。
Cap d'Agde(アグド)紀行(最終回)
午後になってビーチに戻ると、ピーカンに晴れ渡ってきたせいもあり、ビーチは人、人、人であふれていました。人数にして1万人ぐらいは、いたのではないでしょうか。こういうとオーバーに思われるかもしれませんが、ビーチの幅が1.5キロぐらいで奥行きが50メートルぐらいはあるエリアに、かなりの密度で人がいましたので全然誇張した表現ではないと思います。その光景は学生時代にオーストラリアで行ったビーチとは比較にならず、圧巻という表現がぴったりでしょう。彼らにとっては決して珍しい光景ではないのでしょうが、これだけ大勢の人間が全裸でいるというのは、私にはカルチャーショックでした。

旅行の日程の関係で一日しかいることができず、夕方にはレンタカーで次の目的地に向かいましたが、大変名残惜しく、かなり肌寒くなるまでビーチで開放感を満喫してきました。

機会があればまた来年にでも、こんどはもう少し余裕を持った日程で行ってみたいと思っています。

(おわり)
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Cap d'Agde(アグド)紀行(その4)
お昼頃になって昼食の買い物がてらに商店街のほうへ行ってみました。こちらのほうも衣服を着ている人、下半分もしくは上半分だけ裸の人、全裸の人などいろいろです。私はせっかくなので全裸にリュックを背負った格好でスーパーで買い物をしましたが、全然違和感がありませんでした。レジの女性は座っているので、彼女の視線の先がちょうど股間にくるような感じなのですが、他の人も裸なので全然恥ずかしいという気はしません。服を着ていない事すら忘れてしまいます。

(つづく。。。)

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Cap d'Agde(アグド)紀行(その3)
9時過ぎにビーチに戻ると海水浴客が散見されました。とりあえずビーチの後ろのほうにござを敷き、場所を確保します。薄曇りだったこともあり、9時でもまだ裸になるには寒く、半そで、海水パンツの上からバスタオルにくるまっていました。徐々に気温も上がり始め、人も増え始めます。まずは私自身も裸になり寝そべりながら、学生時代にオーストラリアのヌーディストビーチで体験して以来の感覚を楽しみました。

それからは波打ち際を散歩しましたが、同じように目的もなく波打ち際を散歩している人が大勢いました。これは私自身が感じたのですが、全裸で歩くということそれ自体が大変気持ちの良いことだからだと思います。ナチュリストの陣取っていたビーチの長さはおそらく1.5キロぐらいはあったのではないでしょうか。ときおり海に入って泳いだりしながら、あてもなく3、4往復もしてしまいました。

(つづく。。。)

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Cap d'Agde(アグド)紀行(その2)
このナチュリストゾーンの印象はなんか公団住宅みたいというのが第一印象です。長期滞在者向けと思われるマンション(というより団地風)の建物が何棟か立ち並び、中にはガソリンスタンド、小さな商店街がありました。また敷地内に路上駐車が多かったのも公団住宅を想起させました。

まずビーチへ出てみました。朝早いということで、さすがに海水浴客はおりませんでしたが波打ち際をジョギングする人、犬の散歩をする人、海釣りをする人などがぱらぱらといました。彼らの服装も服を着ている人、下半分もしくは上半分だけ裸の人、全裸の人などいろいろです。ビーチを確認し、とりあえず朝食をとりに商店街へ戻りました。

(つづく。。。)

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Cap d'Agde(アグド)紀行(その1)
(何年か前にフランスのナチュリストリゾート(ヌーディストビーチ)に行った時の紀行文です。)

8月半ばの日曜日にCap d’Agde(アグド)に行きました。レンタカーを借りており、地図に従ってCap d’Agdeへ向かいました。Cap d’Agde自体が巨大なリゾート地となっており、あちこちにホテルやコテージが立ち並んでいました。

その巨大なリゾート地に入ってからはNaturisteの表示に従い車を走らせると、ほどなくナチュリストゾーンの入り口に到着です。着いたのが朝7時ごろで、ゲートの係員のおじさんに「日帰りで来たのだけど入れてもらえるの?」と英語で聞いてみましたが、通じません。近くに警官がいたので通訳してもらいました。そしてゲート横にある事務所に行き入場料(たしか50フランぐらいだったように記憶しています)を支払いましたが、それが入場料なのか駐車場代なのかは、さだかではありません。

ゲートから車ごと中に入り、とりあえず駐車場へ。さすがに早朝であり人影もなく、はたして洋服を着たまま歩いてよいのか、あるいはここで脱がなければならないのか勝手がわかりません。とりあえず車の中で海水パンツに履き替え、様子を見ることにしました。しばらくすると服をきた男性が歩いているのが見えたので、安心して(というよりは、さすがに朝は裸では寒いので)服のまま歩きはじめました。まもなく全裸で自転車に乗っている男性を見かけたときはああ、やっと憧れの場所に来たのだなと感慨深いものがありました。

(つづく。。。)

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