それにしても、林間のキャンピングカーの外でチェアに座ってコーヒーを飲んでいる人など、ゆったりした時間を過ごしている人を見ると、こちらも気分が満たされたような気になります。少し歩いたあとは、私も早朝のアドリア海に浸かりましたが、ひと気のほとんどない海に裸で浮かんでリラックスするのは、非常にぜいたくな気分です。
(つづく。。。)
ナチュリストリゾートKのビーチは「ブルーフラッグビーチ」という、水質の良さが公的に認められているビーチだけあって、水は透き通っていてたいへんきれいでした。ひと泳ぎした後は、飲み物を買いに、コンビニ風の小さなお店へ行きました。店の入り口では、裸の男性が水着をはくところだったので、もしかするとここでは衣服を身につけなければならないのかもしれないと思い、私は腰にバスタオルを巻きました。実際、中に入ってみると、10人以上の客がいましたが、全裸の人は誰もいませんでした。それがたまたまなのか、ここでのルールなのかは定かではありません。
(つづく。。。)

コテージに荷物を置き、まずはビーチへ行くことにします。もちろん、部屋を出るときには何も着ず、タオルとござだけを持って出ました。全裸で屋外を歩くというのは久しぶりの体験です。それでも、周囲もそうなので、まったく恥ずかしさはありません。ビーチまでの約200メートル、やはり裸で歩くというのは気持ちの良いもので、開放感は抜群です。少し前に、車でこのリゾートに入って裸の人たちを見かけたときのとまどいは、すっかり消えていました。
(つづく。。。)
管理事務所でチェックインをし、鍵を受け取ります。私はコテージに宿泊しましたが、前回のブログで記載したとおり、滞在者のほとんどはキャンピングカーで、案内図で見るとキャンピングカー用の区画だけで、1000近くありそうです。しかも、そのほとんどが埋まっていましたので、数百台のキャンピングカーがあったことになります。そのほかに、テントでの宿泊、アパートメントでの宿泊もできます。ちなみに、コテージとアパートメントの違いは、前者が食事付きなのに対し、後者は原則自炊という点です。

(つづく。。。)
Kの入口にはアグド同様、ゲートがありました。ここに宿泊する旨を伝えて中に入ります。そのまま車で進むと、広大な敷地には、多くのキャンピングカーが見られます。そして、滞在者は裸のまま、チェアでコーヒーを飲んでいたり雑誌を読んでいたりと、まさに裸の生活です。わかっているとはいえ、ナチュリストリゾートに来るのは久しぶりですので、全裸の人が私の車の前を横断したりすると、やはり不思議な感じがします。
ここはアグドとは異なり、キャンプでの滞在者が圧倒的多数です。日本人には、ヌーディスト村とかヌーディストキャンプという表現だとイメージがわくと思います。本来は、家族写真以外は禁止ですが、早朝の誰もいない時に写した写真をアップしておきます。雰囲気をつかんでいただけますでしょうか。

(つづく。。。)