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隠れナチュリスト
ナチュリストに憧れるものの、日本国内で実践するほどの度胸もなく、たま~に、海外で愉しんでいます。
ドイツ・サウナ紀行(その6)
ケルンのホテルは、MAURITIUS HOTELというところにしました。ここを選んだ理由は、ホテルにサウナが併設されているからです。サウナ併設といっても、申し訳程度に1室とか2室あるというのではありません。ここはサウナ施設の広さが3500㎡ですから、約1000坪です。サウナ室は10室ぐらいはあったでしょうか。ほかにジャクジーも3つか4つぐらい。そしてテニスコート半面ぐらいのプールが一つと、銭湯を彷彿させる富士山の絵がバックにある小ぶりのプールもありました。

mauritius
(ホテルのHPより)

宿泊客だけでなく、外部の人も使えるようなのですが、使っている人数(14,5人)に比べて、オーバーキャパシティのような気もしなくもないですが、それだけに他の人を気にせず、のんびりできました。バスローブに包まれてデッキチェアで本を読んでいると、ケルンのような都市にいるというよりは、リゾートホテルにでもいる気分です。

(つづく。。。)

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ドイツ・サウナ紀行(その5)
翌日は、ケルンに向かいました。ケルンにもいくつかテルメがあるようなのですが、おそらく一番大きいのがCLAUDIUS THERMEだと思いますが、このテルメの前に、インターネットで見つけたテルメにも足を運びました。テルメによって雰囲気は随分と違うもので、ベージュの色調の建物は、お台場のヴィーナスフォートを彷彿させます(もちろん、あんなに巨大ではありません)。中庭を囲むように建物が配置されており、日本のスーパー銭湯で言えば仮眠室に相当する建物もあって、快適に過ごせます。それにしても、中庭ではみなさん裸で日光浴をしているわけですが、つくづく思うのは、ヨーロッパの人は日光が大好きなのだなということです。こんなに紫外線を浴びたら、かえって体に悪そうな気もしますが、平気なのでしょうか。私は15分ぐらい日光浴をしただけで、顔が火照ってしまい、夜になっても、ほとぼりが冷めませんでした。

ここのテルメで驚いたのは、盗難対策用と思われるカメラが更衣室に設置されていたことです。まあ、結局サウナでは全裸になって、お互いに見られるのだから関係ないかもしれないですけどね。

(つづく。。。)

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ドイツ・サウナ紀行(その4)
その日の夜は、昨夜と同じくフランクフルト近郊のテルメへ。テルメにはたいがいちょっとしたレストランが併設されていることが多いので、夜ごはんを食べるのも兼ねて。

一日に何度もAufgussがあります。いろいろな香りのするAufgussについては、その2でお話ししましたが、Salz PeelingというAufgussもあります。これはスチームサウナで行われるのですが、汗がそれなりに出てきたところで、各自に塩が配られます。その塩を自分の体にすり込むのですが、カップルで来ている人などは、お互いに背中にも塩をすり込み合っています。私は一人なので、背中には手が届きません。残念。また、体中に塩をすり込むので、もちろん内股やお尻などにも、公衆の面前(?)ですり込みます。女性が、胸に塩をすり込む姿は、ちょっとエロいです。思うに、塩を使う目的は二つあって、一つはPeelingというように、塩でこすることにより、スクラブ洗顔よろしく、古くなった体の表皮をそぎ落とすのでしょう。そしてもう一つが浸透圧。塩によって、体内の水分がさらに排出されることを意図しているものと思われます。

(つづく。。。)

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ドイツ・サウナ紀行(その3)
翌日は、ヴィースバーデン。ここも、ガイドブックでよく紹介されており、バーデン・バーデンに次いで、日本人の間では知られているのではないでしょうか。ここにあるカイザー・フリードリッヒ・テルメ(Kaiser-Friedrich-Therme)は、私の個人的分類では、ローマ風呂のほうです。バーデン・バーデンのフリードリヒス・バード(Friedrichsbad)と違って、バスタオルを持っていられるので、その点、安心感(?)があります。中央にあるメインの浴槽は、ぬるめ(というより冷たい)で、長湯には向きません。サウナで火照った体を冷やすのが目的なのでしょうか。温まる場合には、大きなジャクジー風呂があるので、そちらを使うとよいでしょう。

ヴィースバーデン

それにしても、土曜の午後だというのに、在館人員は12,3人しかいなくて、経営は大丈夫なのでしょうか。しかも1時間あたり3.5ユーロ(冬場は5ユーロ)という、良心的な価格設定。やはり観光ガイドにも紹介されているからか、日本人と思しき男性が2名ほどいらっしゃいました。

(つづく。。。)

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ドイツ・サウナ紀行(その2)
さて、ドイツのサウナといえば、Aufguss(アウフグース?)です。ご存じない方のために、解説します。サウナ室には石を積んだ熱源(?)がありますが)、係の人がやってきて、この熱源に、ハッカやアロマなどで香りづけした水をかけてくれます。そうすると、とたんに水は水蒸気になり、部屋の温度が一気に上がります。そして係の人が、バスタオルを二つ折りにして両手で持ち、それを力いっぱい振りおろして、熱くなった空気をお客さんに向けてあおぎます。1回のパフォーマンスは5分ぐらいなのですが、たった5分でも耐えるのが大変です(アウフグースの最中は入退室禁止)

ひさびさのアウフグースは、気持良いというよりは、正直、つらかったです。ちなみに、後楽園(文京区)の温浴施設に行ったことがありますが、ここでもアウフグースをやっていました。もちろん、こちらは男女別ですが。

(つづく。。。)

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